【産地直送】販売人
平日の休日・・家にいるとき・・ドアホン、出てみると【実直な、田舎の叔父さん】の風体。 なまッたことばで『青森から来たけど・・作った林檎食べてもらいたいと・・思うんだども。』 という『見るだけでも・・とうなずいた。しばらくして・・ライトバンでやってきた。隣のおくさんも顔を だした。
ライトバンの中には・・林檎箱がいくつか積まれている。器用にりんごをむいて味見させる4日前にもいだ林檎だという。まだ渋みが残っていて・・これが新鮮な証拠だとか・・言う
現在・・スーパーで売っている林檎は、一年前の林檎で冷蔵品なのだとかいう。価格が抑えられているので、そういうものしか流通していないなどという。しかし、 なぜ・・自分が これを売っているかかは・・はっきりいわない。
多分・・売り場所が無いのだろうか?林檎は、大きさがばらばらだし、ずいぶん大雑把に箱に投げ込んであるし・・考え始めると・・怪しい気もしてくる。この産地直送の『叔父さんの畑・』・・と言う『なまりのあるせりふ』だけ・・で信用できるのだろうか?だが、そうそう高いことも言わないので・・2キロ1600円ぐらいでと,言ってお金を用意していくと・・・1貫、買ってよといって・・袋につめていた。昔の天秤ばかりは・・1貫 3,7キロを さしている。
少しむっと・・したので・『そんなに、いらない、食べる人いないからね』というと、【人にやればいいじゃないか、】 という。2千円持っていたので・・・『いいよ2千円でという。』でも・・・3.7キロも・・と、困惑してしまう。だが・・ここで2キロだとか、3キロだとか、言っているのも面倒くさくなり・・・その袋を受け取った。そのまま・・袋のまま、玄関においておいた。
翌日・の午前中、ドアホンの音・・出てみると30歳前後の、【もっさりした・おにいさん】・・『あのう・・長野から来たんですけど○○食べてみませんか?』昨日と今日と・・・?『今からでかけるのでごめんなさい』 うーーん新手の商売かなぁ。『産直販売?』
その夜・・林檎を 全部出して調べてみた。大きさがまちまちだし、ほとんど・・・なんらか傷がある。・・・店舗で販売するには・やはり難しかったのだと思う・問題は味だけど・・もし味に問題あるようなら・・・『林檎のシロップ煮』にしょうと思った。しっかりと重い林檎は、シロップ煮には、問題ないただろう。
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